アジア随一の
ビジネスハブ
香港は、中国およびアジア地域全体の膨大なチャンスを活用できる、理想的な位置にあります
最適なビジネス拠点
アジアの全主要都市に4時間足らずでアクセスできる香港。9,000社を超える企業がここを拠点としています。多数の企業が、営業、経営、研究開発(R&D)、物流、地域統括本部、財務統括拠点といった戦略的部門をこの街に設置しています。香港には就航している航空会社が100社以上あり、190ヵ所の地域に効率よく移動できます。5時間以内のフライトで世界人口の半分にアクセスすることが可能です。
未来志向
一帯一路は、中国本土とアジア、ヨーロッパ、中東各国を結ぶ経済圏構想です。国際金融センターである香港は、独立した法制度、法の原則、情報と資金の自由な流れ、健全な規制制度を保ち、企業にとって一帯一路の恩恵を最も享受できる絶好のポジションにあります。
また、もう一つのチャンスが、広東・香港・マカオ大湾区(GBA)から生まれようとしています。経済統合により、当該地域10都市超の各特性が融合され、ワールドクラスの経済圏が形成されようとしています。香港は、この経済圏が国際的な競争力を持ち、企業にとって恩恵を享受できる理想的な場所にすべく、主要な役割を担います。
香港で会社設立するもう一つの利点は、自由貿易政策です。香港は自由港の地位と簡素な税関手続きにより、企業に営業しやすい環境を提供しています。
貿易と経済における関係強化
香港から中国本土および国際市場へのモノ・サービス輸出において良好な条件を確保するため、香港政府はより多くの貿易相手国と自由貿易協定(FTA)を締結すべく、努力しています。中国本土および世界各国に設立された香港経済貿易代表部(ETO)は、各国との経済関係のさらなる強化に努め、一帯一路沿線国との交流を促進しています。
現時点で、香港は中国本土、ニュージーランド、欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国、チリ、マカオ、ASEAN諸国、ジョージア州およびオーストラリアの8件のFTAを締結しています。また、それ以外の国・地域とのFTA締結交渉も進めています。現在、20の国・地域と投資促進保護協定を締結していますが、バーレーン、メキシコ、ミャンマー、UAEとの交渉も終えました。今後、それ以外の一帯一路沿線国との交渉も始めます。
世界屈指の金融センター
香港は、長年、当地域随一の金融ハブとしての役割を担ってきました。香港は銀行、証券、先物、保険、年金制度など、金融サービス業界に非常に透明で健全な規制制度を提供しています。これらの業界は世界水準の慣行と基準を順守し、香港でビジネスを模索するすべての人に安心を与えています。
また香港は、世界最大の人民元決済オフショアセンターでもあります。企業は、銀行や金融機関が提供する幅広い人民元サービスを簡単に利用することができます。
香港では、ストック・コネクトとボンド・コネクトも始まっています。これにより、香港の投資家は中国本土に直接アクセスできるようになり、香港の国際金融センターとしての地位はさらに確固たるものとなりました。
また、関連当局は資産管理コネクトの迅速な導入も進めています。資産管理コネクトにより、GBAの11都市(香港、マカオと広東省の9都市)の住民は、GBA域内にある銀行の提供する資産管理商品への越境投資が可能になります。
香港金融管理局は8行のバーチャルバンクにバーチャルバンクライセンスを発行し、8行はすべて正式に開業しています。また、保険業監管局も4社のバーチャル保険会社にライセンスを発行しました。